こんにちは!
ベトナム・ハノイに来て早3年弱!! 日本人、ベトナム人など多くの子供達の為のダンススクールA-LIFE Dance Schoolを運営する傍ら、ハノイでイベント主催したり、新規事業始めたり、たまにハノイの生活情報を呟いたりする、自称アニメオタク&歴史オタクのダンサーNEMOTOです!
人も物も文化も考え方も全部歴史があるもの。考えたことないですか?このダンスは元はどんなのだろう?流行りの音楽は元々なんだったんだろう?今世界中のテレビやラジオ、はたまたSNSで見かける最先端のダンスや音楽、その起源は遡ると約120年前。
今回は現在の音楽とダンスの元となった「JAZZ(ジャズ)」そしてそこから発展した「HIPHOP(ヒップホップ)」について「子どもでも分かりやすく」解説していきたいと思います!!
前回までのブログはこちら!!
子供にもわかる音楽とダンスの歴史!ジャズ音楽とヒップホップ①
前回までのあらすじ
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1619年にアメリカのジェームズタウンに連れてこられたアフリカの黒人。しかし日常的に差別と暴力、そして終わりの無い過酷な労働。まさに地獄!そんな彼らを助けてくれるのは人でも神でもなく、「歌」でした。
長らく奴隷生活をしていた黒人達にとってアメリカの歴史を揺るがす大きな事件が起きました。それは、、、
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1861年 南北戦争が開始!!
アメリカの歴史上初めての内戦となったこの戦争は一般市民も巻き込んだ戦いで約75万~90万人の人が死亡したとんでもない大事件でした!
この南北戦争中の大統領だったエイブラハム・リンカーンは1862年にこのような宣言をしました!
かの有名な奴隷解放宣言ってやつですね!
なんでこんな宣言をだしたのかって??それは簡単!!
1、南部(連合国)の黒人奴隷(400万人くらい)に反乱を起こして欲しい。
2、戦争の兵士や労働力として黒人奴隷が欲しかった(結果20万の兵士と100万の労働力をゲット!)
3、奴隷解放宣言すれば世界中から北軍(合衆国)が正義になるよねえ、、、
などなど!
これで黒人達は奴隷の身分から晴れて自由の身になれました!!
と思ったら大間違い。ここからがまた地獄でした。
1865年に南北戦争が終わり、アメリカに平和が訪れても黒人に対して差別と偏見が根深く残っていました
いやいや!法律的には”奴隷”から”市民”になることができたけど、今までとあまり変わらないやんけー!
いや待てよ?黒人達は市民、市民であれば自由に移動したり仕事ができるぞ!
けど黒人達には何ができるっていうんだ?
そうだ!音楽だ!!
1880年頃からアメリカでは黒人の音楽家が生まれていきます。
この時代は「ジャズ」という言葉もない。黒人の音楽家など誰もいないし、誰もやったことがない。
だけど黒人達の間には音楽を使って本当の自由を掴み取ろうとする試みがされました。
次回は「ジャズの発生とニューオリンズ」
お楽しみに!
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