こんにちは!
ベトナム・ハノイに来て早4年目!! 日本人、ベトナム人など多くの子供達の為のダンススクールA-LIFE Dance Schoolを運営する傍ら、ハノイでイベント主催したり、新規事業始めたり、たまにハノイの生活情報を呟いたりする、自称アニメオタク&歴史オタクのダンサーNEMOTOです!
そう言えばつい先日、ベトナム共産党の5年に一度の党大会をハノイでやっていましたよね!
ハノイの街は交通規制がひかれて、渋滞がいつもより長いなー、、なんて思っていました。
けどよく考えてみたのですが、、、「党大会って何だ??」
まあお祭りでは無いのは確かなんですが、実際何をしているのかは不明ですよね。
ということで共産党の歴史を少し振り返りつつ、どのようなことをしているのかを見ていきましょう!!
主な疑問はこちら!!
①なんで5年に一度なの??
②どんな人がいるの??
③どんなことを話し合っているの??
この3つを主に話したいと思います!
一応小学生でもわかるくらいの内容で書きますが、もし間違いなどがあればコメントなどで教えてください!
①なんで5年に一度なの??
ベトナム共産党の多くのシステムはソビエト連邦から受け継いだものが多いです。
1930年にホーチミンさんが香港で作ったのが始まりで1935年に第一回党大会が開かれたらしいです。
その頃から5年に一度党大会を開くのは決まっていたっぽいですね。
でも何で5年に一度??日本の国会みたいに1年に1回やればいいやん!って思うじゃあないですかあ。
これにも理由があるんです。
元々はソビエト連邦のスターリンが第一次五ヵ年計画をしたのが始まりだと言えるでしょう!
国家の政策を5年単位で方向性づけてまた5年経ったら修正していくみたいな感じ。長期的な政策をする為の5年なんですね!
その後は中国共産党もそれに倣い、今では多くの地域がこの方法を採用しています。日本でもよく〇〇五ヵ年計画みたいなプロジェクトあるそうです。
②どんな人がいるの??
まずベトナムの共産党に加盟している人数はざっと360万人(2011年)ほどだと言います。ベトナム人口が確か9700万人くらいだから0.4%くらいかな??
その一番トップにいるのが共産党書記長!!
その下に国家主席、首相、国会議長と続くそうですね。
これを見てわかる通り、ベトナム共産党は北部や中部の出身者が多いですね!
元々ベトナム戦争でもホーチミンさんが運営する北の共産党政権が嫌いだから南部に逃げた人も結構いたし、ベトナム戦争が終わった後も南部の人たちと政治のやり方で色々あったと聞きます。
いまだにこの部分はベトナム政治の問題としてあるそうですね!
③どんなことを話し合っているの??
主にこのようなことを決めています!
①書記長とか国家主席とか誰にする??総選挙。
この場合はほとんど出来レースみたいな感じだそうです。
詳しく知りたい方はググってみてくださいな( ^ω^ )
②国家方針を発表します。
先述した5カ年計画の内容を発表します。
例えば
「コロナが怖いからみんなでマスク作るぞー」
「もっと外国の企業を呼んでお金稼ぐぞー」
「戦争するから軍隊を増やしていくぞー」
みたいな感じです。
③中央委員会の設置
党大会が終わった後、5カ年計画を進める為の実行部隊を編成します。
それが中央委員会
そしてその下に政治局と書記局も作ります。この人たちが実際に国の方針を実行する人たちです。
ちなみにこの中央委員会のトップは中央委員会書記長、つまり先ほども出てきた共産党書記長(今はチョンさん)が兼任するそうです。
こうやってみると、書記長の権限はかなり大きいですね!
共産党のトップ
中央委員会(行政機関)のトップ
ちなみに中央軍事委員会のトップでもあります。
もっと詳しくいうと少し前までは書記長、国家主席、首相、国会議長の四人のトップが政治を運営する「トロイカ体制」を取ってきましたが、2018年頃からはそのバランスが崩れてきているそうです。
やはり戦争、疫病、災厄がある時は人々はどうしても独裁、保守に傾倒してしまうのですかねー( ^ω^ )(知らんけど)
さあ大体共産党大会について分かりましたか!?!?
もっと詳しく知りたい方は是非ググってみてください!そしてもしお時間があれば中国共産党、北朝鮮の朝鮮労働党などと比較してみると面白いかもしれません( ^ω^ )
それでは次回もお楽しみに〜!!
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