こんにちは!
ベトナム・ハノイに来て早3年弱!! 日本人、ベトナム人など多くの子供達の為のダンススクールA-LIFE Dance Schoolを運営する傍ら、ハノイでイベント主催したり、新規事業始めたり、たまにハノイの生活情報を呟いたりする、自称アニメオタク&歴史オタクのダンサーNEMOTOです!
人も物も文化も考え方も全部歴史があるもの。考えたことないですか?このダンスは元はどんなのだろう?流行りの音楽は元々なんだったんだろう?今世界中のテレビやラジオ、はたまたSNSで見かける最先端のダンスや音楽、その起源は遡ると約120年前。
今回は現在の音楽とダンスの元となった「JAZZ(ジャズ)」そしてそこから発展した「HIPHOP(ヒップホップ)」について「子どもでも分かりやすく」解説していきたいと思います!!
前回までのブログはこちら!!
子供にもわかる音楽とダンスの歴史!ジャズ音楽とヒップホップ①
子供にもわかる音楽とダンスの歴史!ジャズ音楽とヒップホップ②
子供にもわかる音楽とダンスの歴史!ジャズ音楽とヒップホップ③
前回までのあらすじ
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19世紀の後半、黒人達は辛い現実を生きる為にゴスペルやブルースといった音楽で自分を表現していた。そして20世紀になり黒人音楽はさらに発展することになる。
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前回はゴスペル、ブルースの説明をしました!今回からジャズを中心に見ていきましょう!
アメリカ南部のルイジアナ州にニューオリンズという街がありました。
この街の一角にある床屋で一際でかいコルネットを吹く男がいました。
彼はいつもコルネットを使って自分が聞いた曲や、自分が考えたメロディーを即興で演奏していました。
彼の名前はバディ・ボールデン、後に彼は「KING of JAZZ」「ジャズの父」ジャズ音楽の創始者として名を馳せる人物です。
これを聞いて真っ先に「こち亀」を思い浮かべた人は正直に手をあげてくださいww
彼を先頭にニューオリンズでジャズが熱い盛り上がりを見せていた頃、世界はとんでもない事件が起きていました!
1914年 第一次世界大戦
ヨーロッパで起きた世界大戦は主に
ドイツ帝国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の同盟国
イギリス、フランス、ロシアの連合国
が主に戦った大戦争!
1917年にもアメリカは連合国で参加した!!
この戦争でニューオリンズの黒人音楽家たちは苦境に立たされてしまいます。
当時多くのジャズの演奏者はニューオリンズのストーリーヴィルという地区で演奏をしていました。
第一次世界大戦に参加したアメリカ政府はアメリカ中の歓楽街を閉鎖、もしくは制限しました。
もちろんニューオリンズのストーリーヴィルも例外ではありません。ジャズの演奏者は行き場を失ってしまいました。
そこでニューオリンズのジャズ演奏者、そのほかの黒人音楽家たちはニューオリンズからニューヨークやシカゴなどに大移動!!これによりジャズがアメリカ全土に広がっていきます。
ちなみに黒人の移動は19世紀から行われており、奴隷解放宣言で仕事と住む家を失った黒人達が大きな都市で仕事を見つける為に移動していたそうな。
第一世界大戦は連合国の勝利で終わりましたが、ヨーロッパは戦争のせいでボロボロ、、、。まともに復興することはできないぞ、、、ですがそんなヨーロッパを尻目に急成長をしたのが、アメリカでした!
なぜならば戦争中に連合国に多くの武器を売り付けて、挙句にはお金も貸しました。もう丸儲けですね!!
アメリカは1918年から黄金の10年を迎えることになります。
次回 アメリカ黄金時代のジャズ音楽!!
お楽しみに〜!
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